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【2015RCS1】3歳クラス決勝レポート


最初にコールされた昨年度2011年の部シリーズ第3位のわたいけんた選手(FIRST KIDS IZU)は、コース中央のスターティング・グリッドを選んだ。あわてて修正に入ったお父さんの指示にしたがってインコースに移動したものの、それでも1番グリッドを外して2番グリッドに定着する。その1番グリッドに迷わず飛び込んだのが、2番手にコールされた2011年の部シリーズ第1位のうえのこうしろう選手(チームグラスライダー)だった。準決勝5位と出遅れた2011年の部シリーズ第4位のさのしょうま選手(THRAPPY)は10番目のコールで、グリッドの位置も順番どおり10番となる。

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スタート直後、一気に飛び出したのは昨シーズンの覇者・こうしろう選手だった。40メートルの直線でフル加速したこうしろう選手は、2番手のにったそら選手、3番手のけんた選手に早くも7~8バイクの大差を付けて第1、第2のクランクコーナーに飛び込んで行く。

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第3コーナーの右右90度Rを越えたころには、2番手との差は10バイク以上の大差となり、ほぼ独走状態となる。
むしろ熾烈を極めたのは2番手争いだった。第3コーナーを2位で通過したそら選手が次の第4コーナの右ヘアピンカーブで大きく外に膨らんだのである。すかさずインを突いたけんた選手が、ここで2番手に浮上。
さらに4番手を走っていたしょうま選手、5番手のいわむらまさゆき選手(TEAM S.C.R 東京VIT)が、Wヘアピンの第5左ヘアピンカーブでアウト側からそら選手を抜き、順位を上げる。

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レースそのものは最終的に20バイク以上の圧倒的な差を付けたうえのこうしろう選手の完全勝利に終わった。2位にはわたいけんた選手、そして3位には後半からの追い上げが際立ったさのしょうま選手となる。つまり昨年の2011年の部第1位、第3位、第4位の順番どおり、R.C.S第1戦の着順となったわけだ。
そしてこうしろう選手の生まれ月は4月、さらにけんた選手、しょうま選手がそれぞれ6月、7月ということで、次の第3、4戦サマーランド大会でも、白熱したバトルが期待できそうだ。

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さて、今回のレースでキラッと光ったのが、5位に入ったにったそら選手だった。そら選手は今大会で3回目の出場。山形県からの長距離遠征で、しかも特定のチームに所属していないフリーの参加である。それでも連日チーム内で練習を重ねている強豪選手を相手に、Wヘアピンにかかるまで2番手を快走したのは実に見事! 今後、コーナーリングの腕を磨いていけば、トップライダーにその名を連ねるのもそれほど遠くないように思える。今後を注目したい選手だ。

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第1戦最終結果はこちら

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